Findy Team+の導入効果をレビューでご紹介(筋肉CTO)
筋肉CTO
CTO・VPoE / CTO / 従業員規模: 501名〜1,000名 / エンジニア組織: 101名〜300名
利用プラン | ツールの利用規模 | ツールの利用開始時期 |
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スタートアッププラン | 51名〜100名 | 2022年2月 |
利用プラン | スタートアッププラン |
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ツールの利用規模 | 51名〜100名 |
ツールの利用開始時期 | 2022年2月 |
導入の背景・解決したかった問題
導入背景
グロービスでは2019年ごろから、エンジニアリング組織の健全さのため、d/d/d(deploys / a day / a developer)を計測していました。一方で、計測しているのはデプロイ頻度のみであり、リードタイムなどの細かいデータが取れていなかったため、**どこに課題があるのかはなかなか見つけられない状態でした。**また、手作業で集計していたため、工数もかかってしまっていました。
当時はまだFour Keysが今ほど注目を集めていたわけではなかったと思いますが、「LeanとDevOpsの科学」を読んだり、Four Keysに言及しているものをチェックはしていたのでこうした数値が計測できればと考えていました。
比較した軸
比較軸です
選定理由
- 組織規模が大きくなると全員のパフォーマンスをマネジメントしていくことが難しく、誰がどのようなパフォーマンスをしているのかもわかり課題の特定に使うことができるため
- リードタイムとデプロイ頻度を始めとして細かく数値を可視化できる点
- 手作業での集計ではなく連携するだけで、自動で計測・可視化できる点
導入の成果
導入成果です
導入に向けた社内への説明
上長・チームへの説明
ツールを導入するにあたっての経営的な意思決定において、ハードルはそこまでありませんでした。経営チームの中でも自社の開発力がどれくらいなのかが語れないという状況を理解していたのが大きいです。本来は開発の優先順位などの問題であるにもかかわらず、「開発がいつまで経っても終わらない」という声が実際にビジネス側からきており、「うちの開発力は弱いのではないか」という懸念も生まれていたため、このマインドを変えるために可視化していくという点を伝えました。
費用対効果の算出
すごく高額なサービスというわけではないので、1人あたりの開発効率を高められるかを元に話しました。人を増やすよりも、仮に1人あたりの生産性が5%上がるだけで、費用感としてPayできるようになるという伝え方をしています。
また、更新はまだ1回だけですが、生産性の費用対効果というのは算出するのが難しいため、デプロイの頻度が確実に上がり、開発が遅いというイメージが払拭されたこと、エンゲージメントのサーベイツールに近い考え方で、個人やチームにおける課題発見という使い方している点を伝えています。
活用方法
よく使う機能
グロービスでは、Scrum@Scaleという大規模スクラムのフレームワークを取り入れており、SoS(スクラムオブスクラム)やSoSoS(スクラムオブスクラムオブスクラム)の場(大規模スクラムにおけるスクラムマスターの横連携の場)で先ほどの4つの健全性指標を必ず確認するフローを入れています。現在は隔週で開かれるこのタイミングで、この指標が落ちているチームがあれば振り返ってアクションを促すようにしています。
ツールの良い点
手軽に組織の状態を可視化できる点
- 連携するだけで組織の現状を詳細に可視化できるサービスはあまりないので、非常に良い
ツールの課題点
サービスとしてわかりやすくなって欲しい
- 今は様々な画面とデータを行き来している状態なので、わかりやすくこの画面を見れば良い、という場所ができるとより使いやすくなる
ツールを検討されている方へ
開発組織が拡大しているマネージャーやVPoE、CTOの方からするとマネジメントのやり方が変わってくるはずです。全体を可視化をした上で、どこに課題があるのかを発見して対策を効率的にやることが重要なため、全体把握して課題を見つけるには最適なツールです。
筋肉CTO
CTO・VPoE / CTO / 従業員規模: 501名〜1,000名 / エンジニア組織: 101名〜300名
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