MagicPodの導入効果をレビューでご紹介(筋肉CTO)
筋肉CTO
CTO・VPoE / CTO / 従業員規模: 501名〜1,000名 / エンジニア組織: 101名〜300名
利用プラン | ツールの利用規模 | ツールの利用開始時期 |
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エンタープライズプラン | 10名以下 | 2021年10月 |
利用プラン | エンタープライズプラン |
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ツールの利用規模 | 10名以下 |
ツールの利用開始時期 | 2021年10月 |
導入の背景・解決したかった問題
導入背景
既にAutifyは他のプロジェクトで利用されていましたが、たまたまQAリーダーがMagicPod社とご縁があり、トライアルを試すことになりました。その後、担当していたプロダクトのリグレッションテストの自動化の話が持ち上がり、MagicPodを起用しようという流れになりました。
選定理由
一番重視したポイントは「メンテナンスをし続けられそうか?」というポイントでした。以前、E2E自動テストは導入よりも保守のコストが多くかかることが課題で、メンテナンスコストが多くかかると少しずつモチベーションが下がり、捨てられてしまう事態を何度かみてきました。そのため、メンテナンスしやすいノーコードの自動テストサービスを探していました。また、コードを書けるQAエンジニアは少なく、自分がいなくても回せるようにノーコードであることは必須でした。
トライアルでMagicPodをしばらく動かし、メンテナンスし続けられそうだと確信したため、QAリーダーと相談のリグレッションテスト自動化に導入が決まりました。
また、Slackコミュニティのサポートもかなり充実していて、コミュニケーションを多く図ってくれたこともポジティブな要因でした。
導入に向けた社内への説明
上長・チームへの説明
MagicPodはプランが安いこともあり、社内の稟議であまり苦労はしなかったように思います。説明責任を果たす上で、以下のような理由づけを行って導入しています。
- 毎日回す自動テストを人で置き換えた場合を元に費用対効果
- デプロイ直後にバグ発見できることでの手戻りコストを抑えられる
活用方法
よく使う機能
毎日夜にSafari、Chrome、Firefox、Edgeのブラウザを各2並列で動かして運用していました。
ツールの良い点
- 何度回しても料金は変わらないので、同じテストを頻度高く何度も回したい環境だと特に良い
- サポートが手厚く、MagicPodのサービス改善が早いこと
- SeleniumやAppium経験者なら、効率よくサクッと作ることができる点
- テスト規模が増えたりしても柔軟にテストケース数を増やせる
- 毎日テスト環境に機能や修正が入る場合に、夜に回しておけば、仕事を始める段階で何かおかしいことに気づくことができる
- 手動で見なくていいテストが事前にわかっていることで、別の作業に当てられる
ツールの課題点
特段課題点はありません。
しかし、初めて自動テストを触る人は協力してくれるエンジニアがいると習熟が早くできると思います。また、最低限、If文や変数の使い方を知っているとかなり効率的にテストが作れるようになります。
ツールを検討されている方へ
何度も回す必要がなかったり、実は自動化できないみたいなケースもあるので、とりあえず、数件回してみて、拡大したいか周りと相談しながら進めるといいのかもしれません。
また、あまりにいきなり大きくなるとメンテできなくて、誰もみなくなったテストは捨てることにつながりますので、大切に育てていける範囲で自動化推進することが大事だと思います。
筋肉CTO
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